放送から数年が経過した2020年から2022年にかけて、このフレーズは予期せぬ第2の爆発期を迎えます。YouTubeやTikTokを中心とした「ひろゆき切り抜き動画ブーム」が巻き起こり、アルゴリズムに乗って短尺動画が小学生を含む若年層へ急速にリーチしたためです。
教育関連大手ベネッセコーポレーションが実施した調査では、2022年の「小学生の流行語ランキング」において見事1位を獲得。子供たちの間で、日常会話のあらゆる場面でこのフレーズが乱発される事態となりました。
しかし、この流行は学校現場や家庭内に深刻な摩擦を生むことになります。教師が「宿題を提出しなさい」と注意すると「それって先生の感想ですよね」、親が「早く寝なさい」と促すと「早く寝たほうがいいっていうデータはあるの?」と返答する児童が続出したのです。SNSや知恵袋には、親や教育関係者から切実な悲鳴が相次ぎました。
「何を言っても『感想ですよね』で議論を遮断される」
「会話が全く成立せず、ただただうざい」
「健全なコミュニケーションを壊す悪質な屁理屈ではないか」
論理的な思考を養うための武器だったはずのフレーズが、単なる「言いがかり」や「責任逃れの防壁」として悪用された結果、ネット上でも「小学生のひろゆきごっこは見ていて痛々しい」という強い批判が噴出する社会問題へと発展しました。