下平さやかアナウンサーのキャリアにおいて、最大のターニングポイントとなったのが1996年から2000年までMCを務めた金曜夜の看板音楽番組『ミュージックステーション』です。司会のタモリとの絶妙なコンビネーションは、番組に心地よいリズムと上質な空気感をもたらしました。
当時、生放送の独特な緊張感が漂うスタジオで、国内トップアーティストから海外の大物スターまでを相手に、堂々と、かつ柔らかな笑顔で進行をこなす姿は鮮烈でした。飾らない人柄と機転の利いたコメント力は、音楽番組における女性アナウンサーの役割を新たな次元へと引き上げたと言えます。