ペール缶椅子のDIYは、基本工程さえ押さえれば特別な大型電動工具を使わずに完成させることができます。製作の流れは大きく分けて「缶の入手・洗浄」「下地処理・塗装」「座面クッションの製作・設置」の3ステップです。
まずベースとなる20Lペール缶の入手について、DIY愛好家の体験談や現場取材によると、近隣のガソリンスタンドや自動車整備工場に相談することで、廃棄予定の空き缶を無償または数百円程度で譲り受けられるケースが多々報告されています。ただし、近年は環境配慮やオイル供給形態の変化によりドラム缶供給へシフトしている拠点もあるため、ホームセンターやモノタロウ等のECサイトで新品の無地ペール缶(1,000〜2,000円前後)を購入する選択肢も一般的です。
座面となるペール缶クッション蓋は、アストロプロダクツ等の工具メーカーが展開する専用クッション(約1,500円前後)をはめ込むのが最も手軽です。一方、ペール缶座面を自作する場合は、厚さ12mm以上の合板を缶のフチに合わせてジグソーやノコギリで円形にカットし、高密度ウレタンスポンジとフェイクレザー(合皮生地)をタッカーで裏留めすることで、好みの厚みと弾力を持つオリジナル座面が仕上がります。