多くのプレーヤーが気にする宝塚けやきヒルカントリークラブの難易度は、一般的なコースレートの数字だけでは測れません。全長はレギュラーティーで約5,400〜5,800ヤード前後とコンパクトですが、数値上の短さに油断したゴルファーほど大叩きする罠が仕掛けられています。
宝塚けやきヒルカントリークラブのコースレイアウトを攻略するためには、以下の3つの構造的特徴を把握しておく必要があります。
第1に、タイトなフェアウェイと両サイドのペナルティエリアです。左右どちらかが崖やOBゾーンに隣接しているホールが多く、少しの曲がりが即ペナルティにつながります。ここでは「ティーショット=ドライバー」という固定観念を捨て、ユーティリティやアイアンで200ヤード前後を確実に運ぶリスク管理が求められます。
第2に、強烈なアップダウンとブラインドホールの存在です。打ち上げホールでは実質的な距離が1〜2クラブ分長くなり、打ち下ろしでは風の影響を強く受けます。グリーン面が見えないティーイングエリアも複数存在するため、カートに搭載されたGPSナビゲーションの残ヤード表示とレイアウト図を1打ごとに確認する慎重さが不可欠です。
第3に、傾斜の効いたアンジュレーション豊かなグリーンです。山岳コース特有の目や傾斜があり、ピンの奥につけると下りのパットで極めて繊細なタッチを強いられます。基本に忠実な「手前からの攻め」を徹底することが、スコアを崩さない絶対条件となります。