Q1:背中の筋トレをすると腰が痛くなってしまいます。何が間違っていますか?
A1:ローイング種目やデッドリフトで骨盤が後傾し、背中が丸まった状態で引いていることが主因です。また、ラットプルダウンで上体を無理に反らしすぎている場合も腰椎に過度な圧迫がかかります。腹圧をしっかりかけて体幹を固め、骨盤をやや前傾させたニュートラルポジションを崩さない重量へ下げてください。
Q2:懸垂(チンニング)が1回もできません。それでも背中は鍛えられますか?
A2:全く問題ありません。懸垂は自体重をすべて引き上げる超高強度種目です。まずはジムにある「アシストチンニングマシン」で体重の半分程度の補助を設定して行うか、「ラットプルダウン」で自身の筋力に見合った重量から漸進的に負荷を伸ばしていくことで、確実に背中の筋肉を成長させられます。
Q3:ラットプルダウンのバーは胸の前(フロント)と首の後ろ(バック)、どちらに引くべきですか?
A3:現代のバイオメカニクスおよびスポーツ医学においては、胸の前(フロント)に引くフォームが圧倒的に推奨されます。首の後ろに下ろすビハインド・ネックは、肩関節が極端な外旋・水平外転を強いられ、腱板損傷や頸椎への衝突リスクが非常に高くなります。フロント引きの方が広背筋の可動域を安全かつ広く確保できます。