2026年7月下旬から8月にかけて、首都圏や関西圏をはじめとする都市部の食品スーパーで「スーパーの米売り切れ」が日常化しました。夕方に店舗へ足を運んでも米の陳列棚は完全に空っぽで、パックご飯や冷凍チャーハンにまで品薄の波が波及する事態となりました。
小売店の現場では入荷数が平時の半分以下に制限され、朝の開店直後から米を買い求める客が列を作る光景が連日メディアで報じられました。当時の流通関係者によれば、卸業者からの納品が極端に不安定化し、発注した数量の2割から3割しか納入されない状態が数週間にわたって続いたといいます。
主食が手に入らないという前代未聞の不安は瞬く間に全国へ広がり、普段は5kgや10kg袋で購入しない単身世帯や備蓄意識の薄かった層までが購入に走り、店頭在庫が瞬時に枯渇する悪循環を生み出しました。