ネット上の情報では「嵐の初回限定盤やファンクラブ会報はすべて高値で売れる」と信じられがちですが、これには重大な誤解が含まれています。
まず、「嵐ファンクラブ会報価値」における最大の盲点は発行時期による発行部数の天文学的な差です。嵐のファンクラブ会員数は最盛期に300万人規模に達しました。つまり、2010年代以降に届いた会報は日本国内に数百万人規模で現存しており、市場には過剰なストックが存在します。プレミア価値を持つのは会員数が数万人規模だったデビュー初期のNo.1からNo.10前後に限られ、No.50以降の会報は1冊単体では取引自体が成立しません。
また、「嵐初回限定盤DVD相場」も大きな地殻変動を起こしています。「Time」や「いざッ、Now」といった初期ライブツアーの初回限定盤は、かつて数万円のプレミア価格を誇っていました。しかし、その後にリリースされたベスト盤の特典映像への再収録や、アーカイブ配信の登場によって希少性が薄れ、2026年時点では当時の4分の1以下の相場へと落ち着いています。過去のネット記事に書かれた相場を信じて強気の価格設定を続けると、長期間放置されて埃をかぶる結果になります。
さらに「嵐ペンライトメルカリ」出品で多発しているのが、電池の液漏れによるトラブルです。数年間引き出しに放置されていたペンライトは内部でボタン電池や単4電池が腐食しているケースが極めて多く、動作確認を怠ったまま出品してクレーム・返品に発展する事例が頻発しています。「通電確認済み」「液漏れなし」の明記と、安全のための電池抜き発送は必須条件です。