ゆふいんの森を満喫するうえで、どの号車のどの座席を確保するかは極めて重要な分岐点です。ハイデッカー構造により全体的に見晴らしが良いものの、座席位置によって体験の質は劇的に変わります。
絶景を狙うなら「博多発はD席」「由布院発はA席」を指名
久大本線沿線の最大の見どころは、豊後森駅付近から望む名峰「由布岳」や、天ヶ瀬駅周辺の「慈恩の滝」です。慈恩の滝では徐行運転のサービスが行われますが、博多発(下り)の場合は進行方向右側(D席側)、由布院・別府発(上り)の場合は進行方向左側(A席側)に滝が現れます。雄大な滝の飛沫を車窓の間近で拝みたいなら、この座席指定が必須条件です。
最前列パノラマ席とグループ専用ボックス席の確保術
列車の先頭車両(下り列車の1号車、上り列車の4号車または5号車)の1列目は、運転台越しに前面展望が広がる超人気プラチナシートです。視界を遮るものがなく、木々のトンネルを突き抜ける迫力満点の車窓が堪能できます。
また、3〜4名のグループ旅行であれば、木製テーブルを囲むボックスシート(サロン席風のコンパートメント席)の利用がおすすめです。ゆふいんの森3号・4号などに充当されるキハ72系には、簡易仕切りが付いたBOX席が用意されています。この座席は「JR九州インターネット列車予約」画面で3名以上の人数を指定して進むことで選択可能です(※2名以下では予約不可となる制限があります)。