王貞治が78歳で再婚を決断した真相|10年同居の理由と妻・家族の現在

王貞治が78歳で再婚を決断した真相|10年同居の理由と妻・家族の現在

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王貞治氏の私生活を語るうえで、1966年に結婚した前妻・恭子夫人の存在を外すことはできません。現役時代の全盛期から選手生活の苦楽を共にし、王氏が「世界の王」へと登りつめる道のりを家庭から支え抜いた人物です。しかし、恭子夫人は2001年12月、胃がんのため56歳の若さでこの世を去りました。その後、2002年には恭子夫人の遺骨が墓地から盗難されるという痛ましい事件(のちに未解決のまま時効)まで発生し、王家は深い悲痛と試練に見舞われました。

恭子夫人との間には3人の娘(長女、次女、三女)が誕生しています。なかでもスポーツキャスターやタレントとして活動していた次女・王理恵さんはメディア露出も多く、王氏の再婚に際して家族がどのような受け止め方をするのか、世間の注目が集まりました。週刊誌などでは一時、「娘たちが再婚に難色を示している」「遺産分割をめぐる軋轢があるのではないか」といったセンセーショナルな噂が書き立てられたこともありました。

しかし、入籍が公表された直後、王理恵さんは所属事務所や報道各社を通じて公式にコメントを発表しました。その内容は「父の体調や健康管理を長年献身的に支えてくださったことに深く感謝しております。これからの人生を二人で健康に、穏やかに過ごしてほしいと願っています」という、温かな祝福と深い敬意に満ちたものでした。

母を早くに亡くした娘たちにとって、父親が新たな伴侶を迎えることに複雑な感情が皆無だったとは言い切れません。それでも、父が胃がんを患い、命の危機に瀕した姿を目の当たりにしてきたからこそ、10年以上にわたり父の健康を文字通り命がけで守り抜いてくれたAさんへの感謝が、わだかまりを氷解させていったのが実情です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。