日本のスポーツ界において、女性が指導者や最高経営層で活躍するケースは依然として多くはない。そんな中、積み重ねてきた実績と発信力は、後進の女性アスリートたちに大きな勇気を与えている。
大声を張り上げて威圧する旧来型の指導スタイルとは対極にある、選手の自主性を引き出し冷静沈着に状況を見極める「静かなるリーダーシップ」。家庭を持ち、子育てとキャリアを両立させながら第一線に立ち続ける姿は、生き方そのものが現代社会への強いメッセージだ。肩肘を張るわけでもなく、ただ愚直に自分の信じる道を歩む姿に、多くの人々が影響を受けている。