ネット上の情報では「ハイドロカルチャーなら絶対に虫が出ない」「スプレーを1回撒けば永続的に防除できる」といった極端な言説が散見されますが、これらには見落としがちな盲点が存在します。
第1の盲点は、「受け皿に溜まった水」の放置です。いくら鉢内を無機質な土で固めても、底穴から染み出て受け皿に溜まった水を何日も放置すれば、空気中のホコリや老廃物が溜まり、そこへチョウバエやキノコバエが産卵します。水やり後は鉢底から滴り落ちる水が完全に止まってから受け皿に戻すか、溜まった水をその都度捨てる習慣が不可欠です。
第2の盲点は、「葉裏の乾燥放置によるハダニの自然発生」です。土から湧くコバエばかりに気を取られ、エアコンの風が直接当たる場所に植物を配置していると、空気感染のように風に乗って飛来した微小なハダニが葉裏に大繁殖します。土が濡れないよう配慮しつつ、葉の表裏に週2〜3回のペースで霧吹きを行う「葉水」の習慣こそが、ハダニ対策の決定打となります。