画面上では完璧に見えていた文書が、いざ印刷プレビューを開くと端が切れていたり、次ページに1行だけはみ出してしまう現象は、Word縦書きレイアウト崩れ原因の筆頭です。
縦書き文書におけるWord縦書きページ設定余白調整では、「天(上部余白)」と「地(下部余白)」、「のど(綴じ側)」と「小口(外側)」のバランスが横書きと大きく異なります。一般的なビジネス文書では、上部(天)を25〜30mm、下部(地)を20〜25mm程度確保し、右側(読み始め)の余白を十分に取ることが視覚的安定に繋がります。
また、Word縦書き印刷ズレ解消法として極めて効果的なのが「文字数と行数のグリッド固定」です。
1. 「レイアウト」タブの「ページ設定」ダイアログボックス(右下の小さな矢印)を開きます。
2. 「文字数と行数」タブで「文字数と行数を指定する」を選択します。
3. 1行あたりの文字数(例:40文字)と1ページあたりの行数(例:30行)を明示的に指定します。
4. 「フォントの設定」で日本語用フォントと英数字用フォントのサイズを同一(例:10.5pt)に揃えます。
この設定を行うことで、フォントサイズの違いによる行送りのブレや、プリンターのドライバー差異による出力ズレを物理的に防ぐことが可能になります。