仏事の返礼品には、昔からの宗教的・文化的な理由による明確なタブーが存在します。良かれと思って選んだ品が、マナー違反となってしまう代表例が「四十九日のお返しで送ってはいけないもの」です。
まず筆頭に挙げられるのが、生肉や生魚などの「四つ足生臭もの」です。これらは仏教における殺生を連想させるため、法事・弔事の返礼品としては完全に不向きとされています。また、お祝い事を象徴する「お酒(嗜好品・慶事用)」や「昆布・鰹節」も避けるのが鉄則です。
さらに、金額が直接相手に分かってしまう「商品券・ギフトカードなどの金券類」も目上の方へ贈るのは非礼にあたります。「相手に好きなものを買ってほしい」という意図であっても、現金に近い金券類は避け、後述するカタログギフトを選択するのが現代のエチケットです。