ピアスの基本であり、最も多くの人が最初に開ける部位が耳たぶ(イヤーロブ)です。しかし、一口に耳たぶといっても、開ける位置によって与える印象は驚くほど変わります。上品で洗練された印象を目指すなら、まずはピアス位置の黄金比を押さえることが不可欠です。
一般的に最もバランスが良いとされる黄金比は、「耳たぶの中央より、わずかに外側かつやや下(下端から約6〜8mm、外側から約6〜8mm)」のポイントです。真ん中すぎると大ぶりなフープや揺れるデザインが下がりきらず窮屈に見え、逆に下すぎると重みのあるピアスを着けた際にホールが伸びたり、最悪の場合は耳たぶが裂けてしまう「耳垂裂(じすいれつ)」のリスクが高まります。
また、複数開ける場合はピアスホールの間隔と端からの距離を計算しておく必要があります。隣り合うホール同士の間隔は最低でも10〜15mm(1〜1.5cm)空けておかないと、ボリュームのあるスタッドピアス同士がぶつかり合ってしまい、装着できるアクセサリーの選択肢が狭まります。鏡を見ながら水性のアイライナーやペンで印(マーキング)をつけ、正面・横・斜めのあらゆる角度からチェックして納得のいく位置を定めましょう。