1945年8月の終戦直後、米海軍は捕獲した潜水艦群の技術調査を実施し、その途方もないスケールと先進構造に強い衝撃を受けた。当時のアメリカ軍が保有するどの潜水艦よりもはるかに巨大であり、地球規模の長距離攻勢能力を備えていたからだ。
ソ連への技術流出を極度に恐れたアメリカ軍は、調査終了後の1946年、ハワイ沖の深海へ自沈処分の措置をとった。闇から闇へと葬り去られた巨艦の姿は長年謎に包まれていたが、近年の海洋探査プロジェクトにより海底に横たわる艦首や格納筒が発見され、光学カメラがその雄姿を現在に蘇らせている。