春の訪れとともに壺阪寺が放つ輝きは、まさに唯一無二です。境内を埋め尽くすように咲き誇る約300本のソメイヨシノや山桜の雲海から、堂々たる「大釈迦如来石像」が穏やかな微笑みを浮かべて姿を現す様は、いつしか「桜大仏」と称され、世界中の旅行者を虜にしています。
桜大仏の例年の見頃時期は3月下旬から4月上旬にかけて。境内奥の高台から見下ろすと、ピンク色の桜の波間に大仏がすっぽりと包み込まれるような、息を呑む構図をフレームに収めることができます。
さらに見逃せないのが、春の特別拝観期間中に開催される夜間ライトアップ「光の回廊」です。闇夜に浮かび上がる白亜の大仏と、幻想的な光を浴びて艶やかに輝く夜桜のコントラストは息を呑む美しさ。昼間の柔らかな雰囲気から一転、幽玄の別世界へと誘われます。夜桜ライトアップは期間中の18:00頃から20:00(最終受付19:30)まで点灯されるため、夕暮れ時のトワイライトタイムから滞在するのが最も贅沢な鑑賞法です。