発売から時間が経過した現在、FEシリーズの歴代評価における『FEエンゲージ』の評判は、非常に明快な形で定着しています。
『覚醒』や『if』、そして群像劇とマルチエンディングで濃密な人間模様を描いた『風花雪月』と比較すると、『エンゲージ』のシナリオは「邪竜を倒すために指輪を集める」という極めて王道で明快な勧善懲悪のファンタジーを描いています。そのため、ストーリーの深みや重厚な政治劇を求めた一部のファンからは賛否両論が寄せられたことも事実です。
しかし一方で、戦闘マップの緻密なギミック設計、UIの快適性、洗練された難易度調整(特にルナティック難易度の絶妙なゲームバランス)に関しては、歴代最高傑作のひとつとして現在も高く評価されています。「SRPGとしての純粋な面白さを極限まで突き詰めた作品」として、シリーズ初心者から目の肥えた古参プレイヤーまで、多くのユーザーの記憶に刻まれる名作としての地位を確立しました。