どれほど予防に配慮していても、体調や気圧の変化によって突発的なめまいや吐き気に襲われることはあります。その際、迷わず実行すべき「筋トレ めまい 対処法」のステップを確立しておくことが身を守る最大の防壁です。
ステップ1:未練を断ち切り、即座にその場でウエイトを手放す
違和感を覚えた瞬間にやるべきことは、ただ一つ。「あと1回」「このセットだけ」という執着を捨て、即座にバーベルやダンベルを安全な場所へ下ろすことです。器具を持ったまま意識が遠のけば、骨折や頭部外傷といった取り返しのつかない大事故を招きます。
ステップ2:足を高くして仰向けに横たわる(トレンデレンブルグ体位の応用)
めまいや立ちくらみが生じている場合、脳への血流が底をついています。ベンチやストレッチエリアに移動し、仰向けに寝て足をベンチ台やフォームローラーの上に乗せ、心臓より高い位置(約20〜30cm)に保ちます。下肢に滞留した血液が速やかに心臓・脳へと還流し、数分で視界の霞みや浮遊感が劇的に改善します。
ステップ3:締め付けを解除し、腹式呼吸で迷走神経を鎮静化させる
トレーニングベルトを装着している場合は即座に外し、ウェアの首元やウエストの締め付けを緩めます。息を吸う時間よりも「吐く時間」を2倍長く意識したゆっくりとした深呼吸(4秒吸って8秒かけて吐く)を繰り返します。これにより暴走した交感神経が宥められ、副交感神経とのバランスが正常化へと向かいます。低血糖の兆候がある場合は、ここでスポーツドリンクやブドウ糖タブレットを少量ずつ口に含みます。