どれほど格式の高い名社であっても、作法を誤ればご利益を十分に受け取ることはできない。特に水属性の社において、絶対に避けたいNG行動がいくつか存在する。
まず、境内にある御神水や湧水に対する無作法だ。飲用許可のない池や滝の水に直接手足を浸したり、ゴミや硬貨を投げ入れたりする行為は、神域の清浄を著しく損なう。また、イライラや他者への怨嗟といった濁った感情を抱えたまま拝殿に向かうのも避けたい。
参拝の基本は「手水舎での徹底的な清め」から始まる。柄杓一杯の水で左手、右手、口、柄を清める動作を丁寧に行う。拝殿では二礼二拍手一礼の作法を守りつつ、まずは日頃の無事に対する感謝を述べること。願い事を口にするのはそのあとだ。感謝によって心の波風が凪いだとき、水神の清らかな気がすんなりと身体に染み渡っていく。