木佐彩子と石井一久の出会いは、1990年代後半に担当していた『プロ野球ニュース』の取材現場でした。当時、ヤクルトスワローズの若き左腕エースとして圧倒的な投球を見せていた石井一久と、人懐っこい笑顔で選手たちの懐に飛び込む木佐彩子は、取材を通じて意気投合。2000年3月に結婚を発表し、球界と女子アナ界のビッグカップル誕生として列島を沸かせました。
結婚会見で語られた「マイペースな彼を見ていると安心する」という木佐の言葉通り、石井一久のマイペースぶりと木佐の包容力は絶妙なバランスを保っています。2002年に石井がロサンゼルス・ドジャースへ移籍した際には、木佐はフジテレビを退社して渡米。異国の地でメジャーリーガーの妻として過酷なプレッシャーを支え抜きました。
当時の手記や対談インタビューで木佐は、「夫は野球のプレッシャーを家に持ち込まないし、私も詮索しない。お互いが別の人間であることを前提にしているから楽」と語っています。一般的なプロ野球選手の妻に求められがちな「完全献身型」ではなく、互いの自立と自由を尊重するスタンスこそが、四半世紀にわたり不仲説を寄せ付けない強固なパートナーシップの源泉です。