実戦的で強力な掌底ですが、間違ったフォームで放つと自身の手首を痛める原因になります。安全に最大の威力を引き出すための打ち方のポイントは以下の3点です。
① 手首の角度を約90度にしっかり立てる
手首が寝た状態でヒットすると、インパクトの瞬間に手首が過度に曲がり靭帯を痛めます。指先を天井に向け、手首を直角近くまで起こして手根部を突き出す意識を持ちます。
② 指先を軽く曲げて力を抜く
指をピンと反らしすぎると余計な緊張が生まれ、万が一相手の体に触れた際に突き指をするリスクが高まります。指は自然に軽く曲げ、衝撃を手根骨一点に集中させます。
③ 腕だけで押さず、股関節の回転と踏み込みを連動させる
ただ手で押し出すだけでは掌底本来の破壊力は出ません。後ろ足の蹴り出しと腰の回転を連動させ、自分の体重を乗せた直線的なエネルギーを手根部から相手の急所へ突き刺すように放つのが極意です。