遠征組にとって最大の関門となるのが、会場へのアクセス動線と車来場時の駐車場確保です。目的地は水戸市千波町に位置し、水戸のシンボルである千波湖の南東高台に立地しています。
水戸駅からのアクセスは、JR水戸駅南口または北口からのバス利用、タクシー、あるいは徒歩が基本選択肢となります。水戸駅南口から会場までは直線距離で約1.5kmあり、徒歩の場合は千波湖畔の緑地や遊歩道を経由して約15〜20分の時間を要します。天候が良い昼間は快適な散策路ですが、夜間や悪天候時は勾配のある歩道を上る必要があるため、体力的な配慮が欠かせません。
公共交通を利用する場合、水戸駅北口バスターミナル(6番乗り場など)または南口から関東鉄道バスに乗り、「文化センター入口」バス停で下車するのが最も確実です。所要時間は約10分、運賃も200円台前半とリーズナブルですが、週末の大型公演前後はバス待ちの列が延伸するため、開演1時間前までの乗車を強く推奨します。
一方、車利用派が最も警戒すべきはザ・ヒロサワ・シティ会館の駐車場混雑と料金問題です。会館敷地内および千波公園隣接の駐車場は収容台数に限りがあり(会館直近で約400台規模)、基本無料または低額で利用できることから、開演の90分前には満車となるケースが珍しくありません。
さらに深刻なのが「終演後の出庫大渋滞」です。会館周辺の道路網は千波湖沿いの幹線道路(県道50号線など)に合流するボトルネックが存在し、1,500人規模の観客が一斉に帰路に就くタイミングでは、駐車場から公道に出るだけで40分〜1時間以上立ち往生することが日常茶飯事となっています。水戸駅周辺のコインパーキングに車を停め、駅前からバスやタクシーでアクセスするパーク&ライド方式こそが、最もストレスの少ないスマートな回避策です。