古文のク・シク活用は「なる」で秒殺!2026年最新の判別法と盲点

古文のク・シク活用は「なる」で秒殺!2026年最新の判別法と盲点

古文のク・シク活用は「なる」で秒殺!2026年最新の判別法と盲点の最新情報をご紹介します。最新トレンドが詰まっています。

文法書に載っている規則を完璧に覚えたつもりでも、実際の入試問題では受験生の盲点を突く単語が意図的に配置されています。古文 形容詞 代表例 一覧のなかでも、特に誤答率が跳ね上がる要注意のク活用 シク活用 例外 単語を厳選して検証します。

最大の罠は「多し(おほし)」です。現代語の感覚で考えると「多い人」「多くなる」となるため、直感的に「シク活用ではないか?」と迷う受験生が毎年続出します。しかし、前述の「なる判別法」を使えば一目瞭然です。古文では「多くなる」となり、「おほしくなる」とは言いません。したがって「多し」は明確にク活用です。

また、「憂し(うし=つらい、嫌だ)」も頻出の難所です。終止形が「うし」であるため、語尾に「し」があるシク活用に見間違えがちですが、語幹は「憂(う)」であり、連用形は「憂く(うく)」です。「憂くなる」とつながるため、これもク活用に分類されます。

一方で、接尾語「〜なし」が絡む複合形容詞にも厳密な注意が必要です。「なし(無し)」単体はク活用(なく・なる)ですが、単語によって活用が分岐します。

  • おとなし(大人し):現代語の「おとなしい」に引きずられがちですが、古文でも「おとなしくなる」となりシク活用(思慮分別がある、年配であるの意)。
  • こころなし(心無し):「こころ+なし」の構造であるため「こころなくなる」となりク活用。
  • すさまじ(凄まじ):終止形は「すさまじ」ですが、連用形は「すさまじく」となりシク活用。

こうした紛らわしい単語群こそ、小手先の当て推量ではなく、確実な判別ロジックで仕留めるべき得点源となります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。