近年、もののけ姫聖地巡礼を目的として屋久島を訪れる旅行者の間で、現地案内板の表記を巡る混乱が見受けられます。かつて現地で「もののけの森」と公式看板に大書されていた白谷雲水峡の一角は、現在「苔むす森」へと案内表記が改められています。
この変更は、著作権への配慮と自然保護・オーバーツーリズム対策の一環として実施されたものです。呼称が変わった今も、屋久島もののけの森の現在の原生的な景観は厳格に保護されていますが、現場を訪れる訪問者のリアルな声には「想像以上の運動量だった」「雨具が不十分で低体温症になりかけた」といった厳しい体験談が目立ちます。
白谷雲水峡のトレッキングコースは、入口から「苔むす森」まで標高差約250メートルを登ります。年間降雨量が平野部の数倍に達する屋久島では、晴天予報であっても山中に入れば激しいスコールに見舞われることが日常茶飯事です。滑りやすい花崗岩や木の根の上を歩行するため、スニーカーや軽装での入山は転倒事故の引き金になります。聖地巡礼ルート詳細まとめとして強く意識すべきは、完全防水のレインウェア、防水トレッキングシューズ、ヘッドランプの携行を怠らない「本格登山としての準備」です。