教育相談窓口やコミュニティサイト(知恵袋、進学掲示板など)には、毎年5月末から6月にかけて新中1生の保護者から悲痛な声が寄せられます。
「小学校では常に90点以上だった娘が、英語で54点を取り部屋に閉じこもってしまった」「テスト前日までワークの答えを埋める作業に追われ、問題を覚える時間がまったく取れなかった」といった告白は、典型的な失敗パターンを物語っています。
ベテラン中学校教員への取材によると、最も多くの生徒が陥る罠は「学校ワークを提出期限ギリギリに1周しただけで勉強した気になってしまう現象」です。学校ワークは単なる提出物ではなく、テスト問題の最大の供給源です。ワークを最低でも3周反復し、「間違えた問題だけを抽出し、自力で解けるまで繰り返した生徒」だけが80点以上の壁を突破しています。