遠山和葉の存在感を語る上で外せないのが、京都泉心高校の令嬢・大岡紅葉とのライバル関係です。幼少期の勘違い(「今度会ったら嫁に取ったる」と「取ったる=カルタで勝つ」のすれ違い)から平次を「未来の旦那様」と呼ぶ紅葉に対し、和葉は真っ向から対抗意識を燃やしてきました。
劇場版『から紅の恋歌』では、平次の婚約権を巡る百人一首大会で死闘を展開。服部静華(平次の母)の猛特訓を受けた和葉は、得意札である平兼盛の和歌「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」を武器に紅葉と名勝負を繰り広げました。
SNSやファンコミュニティにおいて和葉が圧倒的に「かわいい」と称賛される理由は、単なる美少女設定にとどまりません。平次の前で見せる強がりと照れ、いざという時の献身的な行動、そして感情表現が裏表なくストレートである点が、読者に強い共感と愛着を抱かせています。