Q1:外出先で一時的に羽織を脱いだ場合、どう畳めばシワになりませんか?
A1:外出先など平らな場所がない環境では、立ったまま行える「袖だたみ」が便利です。羽織の両肩を持って背中心で半分に折り、両袖を重ねて身頃側へ折り返します。そのまま軽く二つ折りにして腕に掛けておくか、専用の和装バッグに収めることで、最小限のシワで一時保管できます。
Q2:長期間保管していて衿や裾に頑固な折りジワがついてしまいました。アイロンをかけても大丈夫ですか?
A2:絹(正絹)の羽織の場合、直接アイロンを当てるとテカリや縮みの原因になります。必ず清潔な木綿の当て布を挟み、中温(140〜160度程度)でスチームを使わずに軽く押さえるように掛けてください。金銀糸や絞り加工がある部分は熱に非常に弱いため、無理にいじらず専門店へプレス加工を依頼するのが確実です。
Q3:羽織紐を結んだまま畳むと、どのようなトラブルが起こりますか?
A3:結び目のコブが身頃の生地に強く押し当てられることで、生地の織り糸が潰れて丸い跡が残ってしまいます。また、房が折れ曲がってクセがつくと直すのが難しくなるため、外すか、和紙で巻いて平らに保護してから畳む習慣をつけましょう。