大型猫との暮らしは多くの猫好きにとって憧れですが、実際の飼育現場からは一般の猫とは大きく異なる負担や工夫のリアルが報告されています。
SNSや専門ブリーダーへの取材で浮かび上がった最大の盲点は、「体重に完全に比例する維持費と医療費」です。
「体重8kgのメインクーンを迎えて痛感したのは、フードの減るスピードと動物病院の治療費です。体重換算で麻酔量や内服薬の用量が決まるため、避妊・去勢手術や投薬治療の費用は小型猫の1.5〜2倍近くかかりました」(都内在住・メインクーン飼育歴7年のオーナー談)
また、日用品の消耗度合いも桁違いです。市販の標準的な猫用トイレでは体が収まらず排泄物が外にはみ出てしまうため、「ホームセンターの大型衣装ケース(80cm超)を加工して特注トイレとして代用する」のが大型猫オーナーの間では常識となっています。砂の消費量も月に3〜4袋に達し、一般的な猫飼育の約2.5倍の維持費が発生します。