どれほど評価の高いホテルであっても、事前の認識不足が原因で不満につながるケースがあります。予約ボタンを押す前に必ず頭に入れておきたい実務上の注意点を3点解説します。
第1の盲点は、「1階や地下から客室フロアへ直接アクセスできない」というセキュリティ構造です。ホテル阪急レスパイア大阪の客室は12階以上に位置していますが、地上や地下街からのエレベーターは必ず「9階ロビーフロア」で一度停止します。外出時や帰館時には、9階でシャトルエレベーターから客室用エレベーターへと乗り換える導線になっているため、急いでいる時間帯にはこの中継がわずかなタイムロスを生む要因となります。防犯・セキュリティ面では極めて強固な設計ですが、駅近とはいえ部屋を出てからホームに立つまでには最低7〜10分程度を見積もっておく必要があります。
第2の盲点は、車移動を想定している利用者が直面するホテル阪急レスパイア大阪の駐車場料金と提携案内です。ホテル専用の自走式駐車場はなく、同ビル地下の「タイムズ ヨドバシ梅田タワー(約1,000台収容)」を利用する形となります。宿泊者優待料金が設定されており、入庫から24時間あたり3,000円(税込)前後の定額利用が可能ですが、チェックイン時にフロントで駐車券の認証手続きを行わないと一般料金(20分300円〜)が課金されてしまいます。また、一度出庫すると再入場時に別料金が発生する契約形態となっている場合が多いため、滞在中の途中出出庫を繰り返す予定があるドライバーは事前の運用確認が欠かせません。
第3の誤解として、「全室が高層階だからどこでも抜群のパノラマ夜景が見える」と思い込んでしまう点です。ビル中央部の吹き抜けや隣接するグランフロント大阪側の配置によっては、視界の一部に隣のタワービルが重なる客室もあります。南側(大阪駅側)や北西側の開けた眺望を強く希望する場合は、予約時のリクエストや高層階確約プランの選択を検討するとよいでしょう。