今作の舞台となる「科学警察研究所法医第九研究室」、通称・第九。死者の脳をスキャンし、生前の記憶を映像として再生する「MRI捜査」を行う極秘機関だ。ドラマ版では、この最先端研究所のセットと人間関係の相関図がかつてないリアルさで構築されている。
監察医の三好雪子や、第九を支えるベテラン捜査官たちの配役にも、実力と佇まいを兼ね備えた名バイプレイヤーが集結した。薪室長を取り巻く複雑な愛憎や過去のトラウマ、そして青木との間に生じる倫理的対立。第九内部の濃密な人間関係が絡み合う相関図は、サスペンスとしての面白さを何倍にも跳ね上げている。