ポケモンGoに金の王冠は実装される?個体値Maxアイテムの噂と真相

ポケモンGoに金の王冠は実装される?個体値Maxアイテムの噂と真相

ポケモンGoに金の王冠は実装される?個体値Maxアイテムの噂と真相の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

仮に今後「ポケモンGOすごいとっくん」が解禁された場合、原作本編のシステムをそのまま流用することは極めて困難であると開発関係者やトッププレイヤーの間で指摘されています。なぜなら、原作とポケモンGOではステータス設計の根本思想が大きく異なっているからです。

原作ポケットモンスターにおける個体値は「HP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさ」の6項目で構成され、各能力値は0から31までの32段階に分かれています。レベル50以上のポケモンに「ぎんのおうかん」を使えば任意の1箇所を、「きんのおうかん」を使えば全6箇所を最高値(31)に鍛え上げることが可能です。

対するポケモンGOの個体値は、「攻撃・防御・HP」の3項目、各0〜15の計45ポイント満点(15/15/15が個体値100%)というシンプルな設計です。ステータス項目が半分しかないため、きんのおうかん効果をそのまま適用すると、どのような低個体値であっても一瞬で完全無欠の「個体値100%」が完成してしまいます。

さらに見過ごせないのが、ポケモンGOハイパートレーニング導入に伴うPvP(GOバトルリーグ)への影響です。ポケモンGOのCP(コンバットパワー)計算式は、攻撃ステータスの重みが極端に大きく設定されています。そのため、CP制限のある「スーパーリーグ(CP1500以下)」や「ハイパーリーグ(CP2500以下)」では、耐久ステータスを最大限に高めるために「攻撃個体値を極限まで下げ、防御とHPを15に近づける(例:攻撃0/防御15/HP15)」個体が最適解(理想個体)となる逆転現象が発生します。

つまり、すべての個体値を15に引き上げてしまう「金の王冠」は、マスターリーグやレイドバトル用としては最高峰のアイテムであっても、スーパー・ハイパーリーグ用の厳選個体に対しては「使用すると価値が暴落する地雷アイテム」へと一変してしまいます。このため、もし実装するならば個々の数値を任意で1ポイントずつ微調整できる「銀の王冠」のような仕様でなければ、対戦プレイヤーの支持を得られないという複雑なジレンマを抱えているのです。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。