諏訪の朝食を語る上で欠かせないのが、昭和の時代から根付く豊かな喫茶店文化だ。サイフォンで淹れる深煎りコーヒーと、厚切りトーストに添えられた自家製ジャム。店主と常連客が交わす他愛のない会話。そこには古き良き日本の温もりがそのまま残されている。
こうした伝統的な喫茶店文化と、新しいカフェカルチャーの共存こそが、諏訪市観光協会も注力する地方創生の試みと深くリンクしている。地域資源を活用した新しい観光コンテンツとして、朝食巡りイベントやデジタルスタンプラリーが展開され、街全体が「朝の時間」を武器に活性化を続けている。