一度解除しても、キーの配置が変わらない限り、タイピング中の誤打は幾度となく繰り返されます。ストレスなく作業に没頭するためには、Word内部およびOS環境側で物理キーの誤作動を恒久的にシャットアウトしておく設定が不可欠です。
Word詳細設定上書き入力の切り替えをオフにする手順
Microsoft Wordには、Insertキーを押しても上書きモードに移行させないための防御設定が用意されています。この防護策を講じておくことで、不慮の誤打を完全に無効化できます。
- Word画面左上の「ファイル」タブをクリックし、最下部の「オプション」を選択します。
- 設定ウィンドウ左側のメニューから「詳細設定」を開きます。
- 「編集オプション」グループ内にある「上書き入力と挿入入力を切り替えるために Ins キーを使用する」のチェックを外します。
- 同時に、その直下にある「上書き入力モードで入力する」のチェックも外れていることを確認し、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
この設定を行っておけば、キーボード上のInsertキーをどれほど強く叩こうとも、Wordが上書きモードに陥ることは二度とありません。
Windows側で根本対応するInsertキー無効化設定
Word以外のテキストエディタやプログラミング環境でもInsertキーの暴走を防ぎたい場合は、OSレベルでのInsertキー無効化設定が有効です。Microsoft公式ユーティリティである「PowerToys」の『Keyboard Manager』機能を利用すれば、Insertキーの役割を「無効(Disable)」にリマップしたり、別の無害な機能へ置き換えたりすることが安全かつ数クリックで完結します。