将来を見据える上で避けて通れないのがお金の問題です。金融広報中央委員会(家計の金融行動に関する世論調査)や各種家計統計のデータを精査すると、40代女性を取り巻く資産状況には極端な二極化が見られます。平均値は富裕層の数字に引っ張られて高く算出される傾向があるため、より実態に近い「中央値」を把握することが欠かせません。
また、国勢調査の推移を見ると40代前半女性の独身割合は約20%(およそ5人に1人)に達しており、単身で生きるライフスタイルも完全に定着しています。以下の比較表は、独身世帯とファミリー世帯における経済・生活実態のリアルを整理したものです。
将来に向けた老後資金シミュレーションを行う際は、「現在の生活費 × 12ヶ月 × 退職後想定年数(25〜30年)」から見込み年金額を差し引く計算が基本です。40歳からの20年間は、子どもの独立やキャリアのピークが重なる「最後の資産形成期」であり、新NISA等の非課税制度をフル活用した積立投資の有無が、60代以降の家計のゆとりを決定づけます。