Q1:VOBファイルの拡張子を、手動で「.mp4」や「.mpg」に書き換えるだけで再生できるようになりますか?
A1:拡張子だけを無理やり「.mp4」に変更しても、ファイル内部の構造(MPEG-2 Program Stream)は変わらないため、多くのプレイヤーで読み込みエラーとなります。ただし、「.mpg」への書き換えであれば、内部構造がMPEG形式として共通しているため、古い一部のメディアプレイヤーで映像部分だけが再生できるケースはあります。しかし、音声ズレやアスペクト比の破綻を招く原因となるため、正しい変換ソフトやVLC等の対応プレイヤーを使用してください。
Q2:VOBを再生すると画面が横に潰れて細長く表示されます。元の比率に戻すにはどうすればいいですか?
A2:DVDのVOBファイルは、ピクセル等倍ではなく「アナモフィック(圧縮記録)」形式で720×480などの解像度に収められています。本来はIFOファイルのアスペクト比情報(16:9または4:3)を参照して正しく引き伸ばされますが、単体再生では4:3固定で誤認されがちです。VLCメディアプレイヤーであれば、上部メニューの「ビデオ」>「アスペクト比」から手動で「16:9」を選択することで、本来の正しいプロポーションに補正されます。
Q3:分割された複数のVOBファイルを、つなぎ目のギャップなしで1本に結合することはできますか?
A3:可能です。前述のHandBrakeでVIDEO_TSフォルダごと読み込ませれば、タイトル全体が自動的に1本のMP4として結合出力されます。また、再エンコードを行わずに無劣化で結合したい場合は、Windowsのコマンドプロンプトで「copy /b VTS_01_1.VOB + VTS_01_2.VOB + VTS_01_3.VOB combined.vob」というバイナリ結合コマンドを実行することで、映像の継ぎ目を保ったまま1つのVOBファイルへ安全に一体化できます。