ブルーカラーとは主に製造業、建設業、運輸業、警備、各種インフラ保守など、現場で直接的な生産活動や技能労働を担う職種を指します。一方、ホワイトカラーは事務、企画、営業などデスクワークを中心とした知的・管理労働です。
かつては「大卒でホワイトカラーに入社することが安定」という固定観念が根強くありました。しかし今、その力関係に地殻変動が起きています。オフィスワークの定型業務が自動化・AI化される中で、現場の物理的な作業をこなす技術者の価値が相対的に高まり、一部ではブルーカラーが勝ち組と言われる逆転現象が現実のものとなっています。
残業代が1分単位で厳格に支給される現場が多く、サービス残業が常態化しがちな固定残業制のオフィスワーカーよりも、実働に見合った高収入を確実に手にできる点が再評価されています。身体を動かし成果物が目に見える手応えや、終業後に業務の持ち帰りが一切発生しないワークライフバランスの良さも、若年層の支持を集める大きな要因です。