世界的な大ヒットを記録したモンスターヴァース作品『ゴジラ』シリーズにおいても、彼の存在は特別な意味を持っていた。ハリウッドの壮大なスケール感とVFX技術の中に、日本発祥の伝統的な「ゴジラ」に対する敬意と精神性を注入したのが彼である。
劇中で怪獣の名を英語発音ではなく、日本語本来のアクセントで「ゴジラ」と発音することに強くこだわったエピソードは有名だ。ハリウッド大作という巨大なエンターテインメントの真ん中で、オリジナルの文化的ルーツを断固として守り抜く彼の姿勢は、日米の架け橋としての真骨頂であった。