関関同立の序列崩壊は本当か?2026年最新の偏差値と就職格差を徹底検証

関関同立の序列崩壊は本当か?2026年最新の偏差値と就職格差を徹底検証

関関同立の序列崩壊は本当か?2026年最新の偏差値と就職格差を徹底検証についての真相をお届けします。

インターネット上の掲示板やSNSで頻繁に取り沙汰される「序列崩壊論」には、主に3つの構造的背景が存在します。

第1の要因は、「指定校推薦・総合型選抜の拡大による一般入試比率の低下」です。特に関西学院大学において、推薦入学枠の割合が約半数を超えた時期があり、「一般選抜の偏差値操作ではないか」「入学者の学力格差が広がっているのではないか」という批判がネット上で過熱しました。大学側は一般枠の定員厳格化や国際教育の強化で巻き返しを図っていますが、この入試形態の変化が「序列が崩れた」という印象を植え付ける契機となりました。

第2の要因は、「理系シフトと情報系バブル」です。DX(デジタルトランスフォーメーション)需要を背景に、立命館大学が情報理工学部を大阪いばらきキャンパス(OIC)へ移転させたことや、産学連携の大型プロジェクトを相次いで獲得したことで、理系分野における立命館の存在感が突出しました。これにより「文系は同志社・関学、理系は立命館」という明確な役割分担が生まれ、従来の固定的な大学群ヒエラルキーが機能しなくなっています。

第3の要因は、「産近甲龍(特に近畿大学)の猛追」です。近畿大学が一般入試志願者数で全国トップクラスを維持し、医学部・農学部・情報学部などの看板学部を前面に押し出したブランディングを成功させたことで、「関大・関学の下位学部と近大の人気学部ならどちらを選ぶか」という議論が一般化しました。結果として、関関同立という枠組み自体の絶対性が薄れ、序列崩壊という言説に拍車をかけています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。