「自分はバイかも?」特徴とパンセクシャルとの違い・心の整理法

「自分はバイかも?」特徴とパンセクシャルとの違い・心の整理法

「自分はバイかも?」特徴とパンセクシャルとの違い・心の整理法の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

「異性も好きになるけれど、同性にも惹かれる瞬間がある」「特定の同性のことが頭から離れない」。こうした感情の芽生えに直面したとき、多くの人が「自分はバイセクシャル(両性愛者)なのではないか」と自問自答を始めます。

性的指向自認きっかけとして最も多いのは、思春期から成人期にかけて特定の同性に対して抱く「触れたい」「二人きりで過ごしたい」「独占したい」といった明確な身体的・情緒的欲求への気づきです。友情であれば「他の人と仲良くしていても気にならない」範囲の事柄に対し、強い嫉妬や切なさを覚えたことを契機に自認へ至るケースが目立ちます。

心理学者のアルフレッド・キンゼイが提唱した「キンゼイ指標」では、人間の性的指向は「完全な異性愛(0)」から「完全な同性愛(6)」までの7段階のスペクトラム(連続体)で表されます。セクシャリティ診断テストやバイセクシュアル自己診断を試みる際、多くの人が「完全な中間(3)」でなければバイセクシャルとは言えないと思い込みがちですが、実際には「異性への関心が8割、同性への関心が2割」であっても両性愛の領域に含まれます。

同性を好きになる理由を論理的に特定しようと焦る必要はありません。人の両性愛者心理においては、相手の性別そのものよりも、人間的な魅力や醸し出される空気感、深い情緒的結びつきがトリガーとなるケースが多いためです。まずは「テストの点数で白黒をつける」のではなく、「同性に惹かれる感情も自分の中に存在している」という事実を否定せずに観察することが、心の整理における第一歩となります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。