実際に熊本県庁へくまモンの利用許諾を申請した企業担当者やデザイナーたちの証言からは、行政の手続きとは思えないほど洗練されたサポート体制と、一方で一切の妥協を許さないブランド管理の実態が浮かび上がってきます。
県内の食品メーカーのデザイン担当者は次のように語っています。
「申請から審査結果のフィードバックまでは非常にスピーディでした。ただし、くまモンの黒目の位置がわずか1ミリずれていたり、頬の赤色が規定値より数パーセント薄かったりするだけでも、しっかりと修正指示が入ります。一見厳格に見えますが、この徹底したディテール管理があるからこそ、くまモンのブランド価値が何年経っても崩れないのだと納得しました」
また、SNSや知恵袋等のコミュニティでも「自治体のキャラクターとしては異例なほどマニュアルが整っており、誠実に申請すれば中小企業や個人事業主でも親身に対応してくれる」という高評価が目立ちます。手続きを恐れて無断使用に走るのではなく、正規のルートで正々堂々と申請することが、結果として最も安心で近道であると言えます。