オリジナルの『DQ7』が提示した職業システムは、シリーズ随一の自由度と圧倒的な育成時間を誇っていた。しかし、その圧倒的なボリュームゆえに、現代のゲーマーが求めるスピード感とは乖離があることも事実だ。
特に序盤、ダーマ神殿を解放して転職が可能になるまでに15〜20時間近くを要する構造は、当時としても異例の長尺だった。2026年のプレイヤー層を惹きつけるには、物語のテンポ感を維持しつつ、いかに早い段階で育成の面白さに触れさせるかが最大の課題となる。ただ単純に薄めるのではなく、骨太な育成体験をいかにシャープに刷新できるかが問われている。