緊張性気胸とは?なぜ急死を招くのか、生死分ける初期症状と救急処置

緊張性気胸とは?なぜ急死を招くのか、生死分ける初期症状と救急処置

緊張性気胸とは?なぜ急死を招くのか、生死分ける初期症状と救急処置に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

病態の深刻度と緊急度を直感的に理解できるよう、日常診療で遭遇する自然気胸と、致死的病態である緊張性気胸の主要データを比較表にまとめました。

項目自然気胸(原発性・続発性)緊張性気胸(緊急事態)編集部の見解・評価胸腔内圧の動態大気圧と同等(陰圧の消失)大気圧を大幅に超える陽圧一方向弁(チェックバルブ)の有無が分水嶺となる血行動態(血圧)正常〜軽度変動(維持される)急激な血圧低下・ショック血圧低下を認めた時点で「緊張性」を疑うべき頸静脈・気管所見偏位や怒張はほぼ見られない頸静脈怒張・顕著な気管偏位静脈還流障害と縦隔圧排を直接示す危険サイン確定診断の手法胸部X線・CT検査で診断身体所見のみ(臨床診断)画像撮影を待つ行為そのものが死を招く最優先の治療法胸腔ドレナージまたは経過観察緊急胸腔穿刺(直ちの減圧)針1本で陽圧を解除した後にドレナージへ移行未治療時の致死率極めて稀(数日〜数週間の猶予)ほぼ100%(数分〜十数分)救命医療における最上位の即時介入対象
中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。