物語の最終章となる聖宮編で、シンドバッドはついに読者の想像を絶する行動に出ます。聖宮の番人であったウーゴくんの隙を突き、聖宮の支配権を完全に掌握。世界の最高神の座へと登り詰めたのです。
神となったシンドバッドが実行したのが、「全世界のルフの書き換え」でした。全人類の価値観や思考を自身の意志と完全に同期させ、争いや悪意そのものを地上から根絶しようと試みます。アリババやアラジンを除くほぼすべての人間がシンドバッドの信徒と化し、世界から戦争は消滅しました。
しかし、シンドバッドの真の目的はそこにとどまりませんでした。彼は「この世界の神の上にも、さらに上位の神が存在し、人間は永遠に操り人形に過ぎない」という世界の残酷な階層構造に気づいていたのです。シンドバッドは上位の神を滅ぼして完全な自由を勝ち取るため、「全人類をルフへと還し、その莫大なエネルギーで上位神を打ち破る」という全人類心中計画を宣告。ここに、かつての英雄は世界最強のラスボスとして立ち塞がることになりました。