事件が起きたのは2026年6月29日午後7時45分頃、大分県別府市野口原の交差点でした。赤信号で停車していた男子大学生2人のバイクに対し、八田與一が運転する軽乗用車が時速約100キロ近い猛スピードでブレーキをかけることなく背後から激突。被害に遭った大学生1名が死亡、もう1名が重傷を負うという凄惨な結果となりました。
直前に市内の商業施設周辺で被害者側との間で些細なトラブル(因縁をつけたとされる一方的な言動)があったことが判明しており、単なる過失事故ではなく、明らかな殺意や害意を含んだ執拗な追走・追突行為であった可能性が極めて濃厚とみられています。八田容疑者は事故直後、大破した車を乗り捨て、救護活動も一切行わずに裸足同然で現場から逃走しました。
大分県警察は当初、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で指名手配を行いましたが、犯行の異常性と残虐性、そして悪質な逃走実態を重く見た警察庁は、2026年9月に道路交通法違反としては全国初となる「警察庁指定重要指名手配容疑者」に指定。殺人事件と同等レベルの国家的重要案件として、専従捜査員が全国で追尾する態勢へと引き上げられました。