伝説の鬼才たちを輩出する渋谷の実験室、桑沢が放つ熱狂の真価

伝説の鬼才たちを輩出する渋谷の実験室、桑沢が放つ熱狂の真価

伝説の鬼才たちを輩出する渋谷の実験室、桑沢が放つ熱狂の真価を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

現在、本科では明確に分科されつつも、分野を超えた越境教育が活発に行われている。ポスターやCI、デジタルメディアを手がけるグラフィックデザイン。家電から家具、モビリティまで生活の道具を問うプロダクトデザイン。そして建築、インテリア、展示空間を構築するスペースデザイン。

従来の枠組みなら、これらは別々の専門職として分断されがちだった。しかし現代の都市やビジネスにおいて、グラフィックのない空間は存在せず、空間体験を考慮しないプロダクトは成立しない。桑沢では、分野を横断した合同課題や批評会が日常的に仕掛けられる。

グラフィックの学生が木工室にこもり、スペースの学生が活字のスペーシングに頭を抱える。専門に閉じこもらない「総合的な造形眼」を持つこと。この越境的な視座こそが、不透明な未来において課題を発見し、形を与えるデザイナーの必須要件となっている。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。