山本太郎の海外評価と移住説の真相|外信が見たれいわ新選組の現在地

山本太郎の海外評価と移住説の真相|外信が見たれいわ新選組の現在地

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海外からの視線をダイレクトに測るバロメーターとなるのが、東京・丸の内に拠点を置く公益社団法人日本外国特派員協会(FCCJ)での記者会見です。山本太郎は2013年の参院選初当選直後(園遊会での直訴問題時)、2019年のれいわ新選組旗揚げ時、そして2026年の東京都知事選出馬時など、節目ごとにFCCJの壇上に立ち、世界各国の特派員と対峙してきました。

当時の会見場を観察すると、国内の記者クラブ主催会見で見せるアジテーターとしての側面とは異なる、極めて計算されたプロフェッショナリズムが垣間見えます。外国人記者からの辛辣な質問に対しても、視線を逸らさず堂々と相手の目を見据え、時にはユーモアを交えてフロアを沸かせる度量を見せました。

ネット検索では「山本太郎 英語 スピーチ」というトピックが頻繁に浮上しますが、英語力の実態はどうなのでしょうか。高校中退後に単身で海外留学(ニュージーランド)を経験し、俳優時代にも海外ロケをこなしていたことから、日常的な英会話やカジュアルなコミュニケーションは自力で難なくこなします。実際、会見の冒頭や挨拶では流暢な英語を披露し、外国人特派員の心を掴む掴みの技術は秀逸です。

しかし、政策論争や複雑な経済理論を展開する場面では、あえて母国語である日本語を使い、専属の同時通訳を介する手法を徹底しています。自身の真意が単語のニュアンスの違いによって誤報されるリスクを避けるための徹底した危機管理であり、海外メディアのベテラン記者からも「言葉の重みを理解しているプラグマティックな振る舞い」と評されています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。