バキシリーズパロディの中心に位置する烈海王コラの原点は、原作の緊迫した場面で放たれる独特の言い回しと、彼の潔すぎる武道家精神にあります。なかでも屈指の知名度を誇るのが「わたしは一向にかまわんッッ」というフレーズです。
このセリフの初出は、地下闘技場最大トーナメントにおける愚地克巳戦前のやり取り、および後のピクル編におけるマッチメイクの場面です。どのような不利な条件や危険な状況を突きつけられても、傲慢ではなく純粋な武術家としての覚悟から即答するこの言葉は、過酷な要求を平然と受け入れるシュールな改変コラとしてインターネット掲示板で広く定着しました。
烈海王名言改変の代表格としては、以下のようなフレーズが挙げられます。
- 「きさま! 中国武術(拳法)を嘗めたなッッ」:相手の些細な行動や世間の理不尽に対して理不尽に激昂するコラで頻用。
- 「わたしは一向にかまわんッッ」:どんな無茶振りやトラブルも男気で快諾してしまう万能の肯定フレーズ。
- 「復刻ッッ」「関知しない」:原作のシリアスなコマ割りをそのままに、日常の些細な愚痴へ差し替える定型句。
これらのセリフが改変素材として抜群の威力を発揮した理由は、烈海王が一切の妥協を許さない求道者でありながら、どこかコミカルに見えるほど純真で真っ直ぐな性格をしていた点にあります。原作の圧倒的な熱量と日常のくだらないシチュエーションとの温度差が、爆笑を誘うコラの土台となりました。