市販されているココアは、大きく分けてカカオマスからココアバターを一部搾油して粉末にした「純ココア(ピュアココア)」と、砂糖や乳製品、香料などを配合した「調整ココア(ミルクココア)」の2種類に分類されます。文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2026年」および各食品メーカーの開示データをもとに、それぞれのカフェイン含有量を比較します。
純ココアパウダーをティースプーン山盛り2杯(約5g)使用してお湯や温かい牛乳で溶かした場合、ピュアココアのカフェイン量は1杯(約150ml)あたり約10〜15mgとなります。一方、砂糖や脱脂粉乳がブレンドされている市販のミルクココアのカフェイン含有量は、1杯あたりに使われる純ココア粉末の比率が低くなるため、1杯(粉末約15〜20g)あたり約3〜8mgと極めて微量です。
ブランド別に見ると、カカオの芳醇な風味を追求するバンホーテンココアのカフェイン量は、純ココア仕様の場合で1杯あたり約12mg前後。ファミリー層に広く愛飲されている森永ミルクココアのカフェイン量は、1杯(標準使用量)あたり約4mgと公表されています。他の主要カフェイン飲料との詳細な比較は下表の通りです。