ベッドサイドモニターの見方完全ガイド!波形と数値の読み解き方

ベッドサイドモニターの見方完全ガイド!波形と数値の読み解き方

ベッドサイドモニターの見方完全ガイド!波形と数値の読み解き方の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

モニター画面に表示される血圧には、カフを巻いて測定する「NIBP(Non-Invasive Blood Pressure:非観血的血圧)」と、動脈ラインから直接測定する「ABP/ART(Arterial Blood Pressure:観血的血圧)」が存在します。病棟看護で主に扱うのはNIBPですが、その測定原理を理解していないと誤ったアセスメントにつながります。

NIBPは、カフを一定圧まで加圧した後に徐々に減圧し、血管壁の振動(オシロメトリック法)を感知して収縮期血圧・拡張期血圧・平均血圧(MAP)を算出します。成人の基準値は収縮期血圧100〜130mmHg、拡張期血圧60〜85mmHgです。

NIBP測定時の注意点として、カフのサイズ不適合(太すぎると低め、細すぎると高めに測定)や、測定部位と心臓の高さのズレが挙げられます。また、重度の不整脈(心房細動など)や極端な低血圧時にはオシロメトリック法での感知が難しくなり、エラーが頻発することがあります。連続的な血圧変動をリアルタイムで追跡したい重症管理下では、動脈ライン(Aライン)によるABP測定が選択されます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。