今回のメガホンをとるのは、数々のサスペンス映画やアクション大作を手掛けてきた実力派監督だ。これまでアニメ的デフォルメが施されていた米花町だが、実写化にあたっては最先端の3Dスキャニングと実写ロケーションを融合させた。不穏な事件が日常茶飯事のように起きる「世界一危険な街」の緊迫感が、ダークで圧倒的なリアリティを伴って画面から迫ってくる。
さらに、映画化の核心となる「黒の組織」の描写には、徹底的にリアリズムが追求されている。組織の影、暗躍するコードネームの男たちの存在感は、サスペンス映画としての恐怖と興奮を劇場に届けてくれるはずだ。